ランプの湯

結婚記念日に軽井沢旅行に行った。ホテルのレストランから見えた浅間山。そこには標高2000メートルのランプの宿の秘湯がある。そこで僕は日々の疲れを癒すことができた。そんな心のオアシスの様なブログになればと思い書いている。だが、気がつけばおっさんの雑記ブログになっていた。

2021年1月15日(金)曇り

 

慌ただしく年末が終わり、2021年がやって来た。会社のデスクに置かれた赤べこの置物を見て今年は年男だと確認する。コロナ禍ではあるが少しでもいい歳にしたいものだ。新年になりもう2週間が経ったが、未だ年末の慌ただしさを維持したまま仕事は続いている。感謝。感謝。感謝。今この漢字2文字を忘れてはならないと思いつつも余りの慌ただしさに流されそうになる。私生活の方も体の疲れが酷いので食っちゃ寝て、食っちゃ寝て、アマプラ見て食っちゃ寝てのパーフェクトルーチン。そろそろグータラ正月モードを断ち切るべく、近所のバーバーに行こうと思っていると、ウチの目の前のガス管からガス漏れがあったようで緊急ガス工事が始まった。僕の足を止めようとするかの如く。嫌な事は続くものだが本当に嫌になる。このまままた家に引きこもりグータラ正月を延長させる訳にはいかない。僕は着替えを早々に済ませ、ガス工事職人さんに「新年早々寒い中ご苦労様です」と労いの言葉をかけ家を後にした。千円ちょっとでカットをしてくれるそのバーバーは値段の割に上手で店の雰囲気も本格バーバーに負けず劣らず小洒落ている。そこの若い店長に最近定番になっているフェードカットを注文し談笑すること1時間弱。僕の年始イチのリフレッシュタイムになった。長身で長髪の少しワイルドな店長に感謝し再度来店することを告げ店を出た。1ミリにカットされた僕の襟足に真冬の寒風が突き刺さる。緊急事態宣言下でも商店街にはだいぶ人通りがある。まだ始まったばかりの2021年、コロナと人々の暮らしと自分の暮らしが少しでも善くなる事を、少し暗くなった空を見上げて思い帰宅の途についた。(所要時間30分)