ランプの湯

結婚記念日に軽井沢旅行に行った。ホテルのレストランから見えた浅間山。そこには標高2000メートルのランプの宿の秘湯がある。そこで僕は日々の疲れを癒すことができた。そんな心のオアシスの様なブログになればと思い書いている。だが、気がつけばおっさんの雑記ブログになっていた。

また皇居ラン行って来た!!今度はハーフマラソン

皆さんこんにちはこんばんは!

 

ようやく残暑も終わりすっかり秋らしくなって来た今日この頃ですが、いかがお過ごしでしょうか⁇インフルエンザが流行ってますのでどうかお身体ご自愛ください!

 

最近、加齢とは真逆にいよいよ、ますます、ギンギンに、元気になってきてるsimagetです。(笑)

 

2023年10月22日2度目の皇居ランに行って来ました。今回はハーフマラソン(20キロ)に挑戦してきました。私はフルマラソン出場そして完走を目標にしていて、来年は初の公式マラソン大会の出場を予定しています。出場予定のマラソン大会は会社が協賛している青梅マラソンです。今回はその大事な布石になります。ハーフマラソンの完走は果たして出来るのか??そして今回挑戦してみて感じた2つのことをお伝えしたいと思います。

 

では早速1つ目から。

 

有言実行して良かった!!

です。

 

なんだよ!そんなことか意志薄弱な奴なんて思わないでまだ見てってください。

 

前回の5キロマラソンに参加したのが今年の5月。なので5ヶ月ぶりの皇居ラン参加になります。

 

そして、それと同時進行していた宅建受験の勉強があり、あまり練習が出来ずにいました。ハーフマラソン当日まで練習出来たことといえば、朝晩の散歩の終わりに軽くダッシュするくらいで、単体での練習は10キロ走が2回程でした。言い訳するわけでは無いのですが、慣れない宅建受験の勉強は僕が思っていた以上に過酷でした。勉強慣れしてない自分を恨みもしました。仕事後のマクドナルドで、サイゼで、そして会社の休憩所で勉強したこと、今思い出しても涙が出てきそうになります。ただ、試験日までなんだかんだと仕事、宅建の勉強、マラソンの練習をやり抜いて迎えた試験日当日は本当に清々しい気持ちになりました。

それでも100%満足いく練習が出来なかったので、あらためてブログやSNSで宣言してきて良かったと思いました。

 

一応、自分で立てた細かい目標はこんな感じ。

フルマラソンに向けた目標

⑦月間100キロ
⑨30キロ走
⑩フルマラソン完走
ハーフマラソン出場
⑥1時間走
⑤10キロ走
④月間50キロ
③5キロ走
②ランシュー購入
①3キロ走

⑦⑨⑩以外は全て達成しました。

 

ラソンって孤独できついので、宣言していなかったら挑戦すらしなかったかも知れません。

 

なので、やはり有言して実行する、ことは大事だと再確認できました。

 

無言実行では無く有言実行して本当に良かったです!!

 

続きまして2つ目。

 

ゾーンを経験出来ました!!

です。

 

実は今回、皇居3周(15キロ)を走り終えた時リタイヤを考えてました。何故ならたぶん限界を超えていたのでしょう足膝に激痛があったからです。直近でも10キロ走ったのが最高値だったのに、もう15キロも走った。もう自分の限界を突破したんだし、もうこれでいいじゃないかと思いました。続行無理な時は手でバッテンをすれば、それが終了の合図でした。簡単なことでした。そうしようと考えてゴール地点に着き給水をしながらリタイヤをしようとしたその時、運営の方が言ったのです。simagetさんラスト一周ですと。

 

ラスト一周。あと5キロ、ラスト一周たった5キロ走ればミッションコンプリートだ。と思った途端

僕はその言葉に後押しされるがまま、コースに戻っていました。ただ、足はまだ痛いままでした。本当激痛でした。こうなったら歩いてでも完走するしかない。20キロを絶対に完走するんだと決心し、かなりのスローペースではありますが、ラン続行しました。

 

しかし、そこに激痛に次ぐ難敵が現れます。それは歩道を塞ぐ程の皇居ランガールズグループの存在でした。彼女達は数十人で楽しそうにお話しをしながら、お洒落なランウェアを身にまとい、ゆっくりと走っていました。両足に地獄の苦しみを抱えながら一人走る僕とはまさに正反対でした。とっとと追い抜いて彼女達を引き離したかった。だけどそれが出来なかった。余りにも足膝が痛かったから。いやそれだけでは無かった。それ以上に彼女達がキラキラしていて可憐でとても楽しそうだったから。気づくと僕は皇居ランガールズグループ2個連隊の間を走っていた。ちょうど挟まれる感じだ。足の痛みも少ないゆっくりなペースで本当に本当に心地良かった。すごくいい香りもした。そんなわちゃわちゃしている彼女達に挟まれて、なんだか皇居ランガールズグループの一員になれた気がして気持ちが高ぶった。

 

そんな僕に僕の心の中のリトルsimagetが言った。

おいおい待て待てsimaget!!苦しいのは分かるがお前大丈夫か??間違えても彼女達に変なことするんじゃ無いぞ!!やったらすぐ皇居警備しているお巡りさんに御用だぞ!!と。

 

僕はふと我に帰った。そしてガチ皇居ランチームが僕の横を過ぎ去った瞬間にその勢いに乗っかって前に出てみた。

そしたらなんていうことでしょう。身体に力がみなぎったんです。

思いっきり足を踏み込んでも痛みが無いんです。試しに飛ぶように走って見ました。けれども全然足痛く無いんです。

その喜びに武者震いがし、僕の髪の毛が逆立ちました。いや正しくは髪の毛が逆立つ様な感覚がしました。そうですスーパーサイヤ人ならぬスーパーsimagetになった瞬間でした。頭の中には何故かロッキーのテーマが、あのファンファーレが流れて来て、それからゴールするまでずっとロッキーのテーマが頭を巡ってました。それからは半蔵門のある坂の上まで、前にいたランナーを全員ごぼう抜きしました。半蔵門からゴールの桜田門までは下り坂なので更に加速しました。少しガチ目のランナーも抜き去りました。心臓はバクバクでこのまま死ぬかもしれんとも思いましたが、平気でした。足も痛くありませんでした。まさにゾーン体験でした。

そしてそのままゴール。タイムは1時間40分でした。初ハーフで1時間40分です。悪くないタイムです。目標を2時間以内としてたので20分も早い、我ながらの好タイムでした。

後から考えて思ったのですが、僕に力がみなぎったのはたぶんですよ。たぶんあの日、皇居ランしていた人達にパワーを分けていただいたからだと思いました。そしてTwitterのフォロワーさんからの力をいただいたからだとも思いました。だって自分の力では限界だったんですもん。あんなに痛かった痛みが無くなって、あんなに速く走れたんですもん。あれは自分の力以外の何ものかが、力が働いたとしか思えないんです。

 

なのでこの場をお借りしてお礼をさせて下さい。

 

あの日、皇居を走っていたランナー様。そしてフォロワー様。

 

力をありがとうございました!!声援をありがとうございましたーーーーーーー!!!!!!