ランプの湯

結婚記念日に軽井沢旅行に行った。ホテルのレストランから見えた浅間山。そこには標高2000メートルのランプの宿の秘湯がある。そこで僕は日々の疲れを癒すことができた。そんな心のオアシスの様なブログになればと思い書いている。だが、気がつけばおっさんの雑記ブログになっていた。

俺の筋トレ遍歴

俺はこう見えて筋トレをしている。どう見えているのか、まぁそんな事はどうだっていい。

 

最近はまた原点回帰というやつで、自重トレを始めている。またというほど本格的に筋トレをしていた訳でも無いが、スポーツクラブに行ったり、ジムに入会した事もあるし、ホームジムセットも現在持っている。では「なぜ今自重トレなのか」を俺の筋トレ遍歴をさかのぼって書こうと思う。

 

筋トレをやろうと思ったきっかけは2つある。

ひとつ目は、仕事中にやったギックリ腰。

2つ目は、ストレス解消。

 

筋トレはじめた理由エピソード1。

俺は、運送会社に10年以上勤めている。軽い書類から、30キロ近いお米など様々な荷物を運ぶ。最初の5、6年でギックリ腰を2回も経験した。ギックリ腰は、一回なると癖になる上、なった翌日は、痛みで動けないので仕事を休まざるを得ない。そして当然だが、仕事に穴を開けることで周りにものすごく迷惑がかかるのだ。その時の上司に「お前、その腰どうにかしないとこの会社での先は無いぞ」と言われてしまった。俺は、その言葉を聞いてまたギックリ腰になるかと思うくらいビックリした。ギックリ腰は、運送屋にとっては死活問題になるのだ。しかし、筋トレをはじめてからというもの、未だギックリ腰にはなっていない。

 

筋トレはじめた理由エピソード2。

会社勤めをしていると、嫌な事や悩み事というものがつきものである。自分がミスをしてしまったり、嫌な事を言ってくる上司や客もいるはずだ。そういった時、俺は家の近くにある公園に行っていた。それも家に帰る前に行くのだ。会社で抱えたストレスを家に持ち帰らず、公園で筋トレをし、ストレスを解消させてから、帰るようにしたのである。ミスをしたり叱られたりするという事は、やはり自分が未熟な訳で、俺はそれを認め、そんな未熟で力不足な自分に喝を入れる意味で、公園筋トレをするようになった。少し綺麗事を言ってしまったが憎ったらしい上司や客の顔を浮かべて、サンドバッグを叩きつけるような気持ちで、公園筋トレをすることも少なくなかった。ただ、筋トレが終わる頃にほどよく体も疲れ、体のスッキリ感は、かなり感じていた。心も体もスッキリし、そして強くなる。公園なので金もかからない。コスパ最高だ。

 

それからはYouTubeの筋トレ動画→区立のトレーニングセンター→福利厚生のスポーツクラブ都度会員→エニータイムフィットネス→ジョイフィット→自宅にベンチプレスセット購入という感じで独学で筋トレをやって来た。年数で言えば7、8年くらいになるだろうか。ムキムキマッチョとは言えないが、筋トレやる前よりは胸板も厚くなり筋肉がついた気がする。何よりガタイがいいと言われるようになった。そんな筋トレ遍歴をして来た俺が今感じる事は、独学は限界があるという事と、やはりトレーナーにコーチイングしてもらうのが大事だと言う事だ。

 

それは何故か?

 

自分勝手に自分の鍛えたい部位のみをやるようになり、体の凝りが抜けず、特に背中と肩はひどい。自分流は気楽でいいが、痛いオマケもついてくるのだ。特に私と同じ40代以降の人は、要注意だ。これから筋トレをはじめようとする方には、専門のトレーナーの指導の元はじめる事をオススメする。

 

 

 

 

 

the 3rd Burger (気ままなグルメ記編)

 

 

「今日は久しぶりにサイクリング行くか」と外の天気を確認しつぶやく僕。出かけなきゃとは思ってはいたが朝一で待っていた本が届き、僕の足を止めた。楽天ダンボール箱を開け中からおもむろに取り出す。届きたてピッカピカの本を手に読書モードに入る。

朝一の僕のつぶやきを聞き漏らさずにいた奥様はいち早く身支度を整えて洗面所から出てきた。その姿が目に入った瞬間、僕は読書モードからサイクリングモードにシフトチェンジ。

言い出した事を少し後悔しつつも渋々サイクリングに出かけた。何故僕がここまで後悔したかと言うとサイクリングだけでは済まないからだ。行く場所は吉祥寺。

そこでウチの奥様が買い物をしないはずがない。僕の中の読書ブームで読んだ財テク本の中にあった「勤労」と「倹約」というワードが僕の頭に浮かぶ。とくに「倹約」の二文字が刺さっていて、休みのたび買い物を楽しむ事に嫌悪感を抱き始めたのだ。

道中僕はやれ浪費だの無駄だのと講釈を述べながら自転車をこいでいた。妻は静かに聞いていた。がしかし、ちょうど多摩川上水道に入った辺りから反撃に出てきた。

私が買っている食材のほとんどは僕の胃袋が消費している事、自分が買いたい物ではなく家に必要な物を買っている事、など、それまでの静かさが嘘かのようにまくしたててきた。

その時、急に下腹部に違和感を感じた僕は、奥様を抜き去り自慢の脚力で引き離しにかかった。話しを遮る事に成功した僕を待っていたのは更なる悲劇だった。急に勢い良く走ったことで、代謝が良くなったからなのか更に下腹部が痛くなってきたのだ。それに追い討ちをかけるが如く多摩川上水道のでこぼこ道が、僕の下腹部を刺激する。

僕が今どう言う状態か、感のいい人でなくてもわかるはずだ。そう、もうそこまでウン○が出かけている。奥様の反撃と多摩川上水のでこぼこ道のダブルパンチでKO寸前においこまれた。なんとか冷静さを保たせながらトイレを探す僕。井の頭公園の少し手前で僕は天国に行き着いた。下着が少し汚れた程度で済んだ僕はそそくさとトイレを後にし吉祥寺の町へと消えた。

そしていつものコースで丸井に着き入店するとそこには炭焼きハンバーグのいい匂いが漂っている。匂いのする方に目をむけるとそこはハンバーガーショップがあった。

耳を澄ませばジュージューと肉を焼く音まで聞こえてくる。看板を見ると「the 3rd Burger」と書いてある。値段を見ると一個180円〜とかなりお買い得。

サイクリングの後という事もあり腹も減っていたので食べてみることにした。

普通のハンバーガーとチキングリルハンバーガーを注文しテラス席で食べた。「美味い」「美味い」僕は5回は連呼したと思う。この店のコンセプトはお店で全部作っている事らしい。バンズもパテもだ。そりゃ美味い訳だと納得した。

値段も180円と安く、ある意味、期待を裏切る美味さがこのハンバーガーにはある。そしてジュージューと音を立てて、いい匂いを店頭に充満させている。正直これは吉祥寺サイクリングのヘビロテコースに決定だ。

 

あぁまた食べたい‼︎

 

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宍戸園カフェ

 

年明け早々に応援を言い渡された。「一ヶ月リフレッシュして来い」仕事で煮詰まっていた僕は年度末で何かと大変な状況の中、上司の提案を迷いなくのんだ。行って見れば顔見知りの同僚達が多く仕事も10年以上勤続しているので直ぐに慣れる事が出来た。宅配業界はこのコロナ禍では仕事量は繁忙期とまではいかないが増えている状況だ。その事に関しては感謝しか無いが、失業や倒産に追い込まれている人も多いはずなので手放しでは喜べない。宣伝をする訳ではないが宅配業界は絶賛アルバイト募集中である。

僕が担当するエリアは東京の山の手エリア。閑静な住宅街なので会社の多いエリアではなく業界的に決しておいしいエリアではない。今回一ヶ月お世話になるエリアはそんな中でも特に度住宅でほとんど家と川と公園しか無い。本来やらなければならない業務から離れて配達だけしていると、疲れやさぐれた僕の体と心は少しずつ回復していった。都内では畑も多く「本当にここは東京か」と思わずにはいられない。週末になると公園には人が溢れ思い思いに楽しんでいる。犬の散歩をする人、小さい子供を連れている親子、大人数で遊ぶ小学生、テントを持参しデイキャンプをする人、思わず仕事を忘れてその公園で佇みたくなる。キャンプギアを持参しその公園でランチでもしようかと言う僕の野望は果たされなかったが。将来的に田舎に移住して自然豊かな場所で自給自足的生活を望む僕にとってとても好きな場所となった。中でも異彩を放つ場所があった。それが宍戸園カフェだ。何故かと言うとそのカフェは普通のカフェではないのだ。まずは店構え。エアーストリームと言うアメリカのレトロなキャンピングカーを改装して作られたそのお店はなんといってもかっこいい。そして名前にもある宍戸園とは養蜂園なのだ。家業の養蜂園の隣りにオープンテラスがありエアーストリームカフェがウッドデッキ越しに並んでいる。まさにそこはスモールアメリカン。配達でも伺うそこのカフェに僕は絶対に行くと決めていた。そして午後に仕事が終わる早番の日に思い立ったが吉日。妻を誘って行って見たのだ。興奮した気持ちを抑えられなくなった僕はマスターにずっと話しかけていた。そこの若いマスターは嫌な顔せず僕の質問に答えてくれた。「その節はありがとうございました」とこの場を借りて言わせてもらう。日の短い冬の午後。1時間もすると辺りは少し暗くなってきて気温も急に下がる。将来はこんなカフェを田舎移住してやりたいものだ。名残り惜しい気持ちを抑え僕は帰宅の途についた。

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その日に飲んだ抹茶ラテ。

 

 

散歩がちょうど良く気持ちいい

 

年度末の時間調整のため今月来月は午後出勤が多い。

 

基本的にそう言う日は出勤まで家でゆっくりしているのだが、今日みたいにあまりにも天気がいい日は散歩がオススメである。

 

散歩するメリットの一つはリフレッシュ効果。

 

誰でも一日中家にいて一日を無駄に過ごしてしまったどうしようもないスッキリしない感を味わった事があると思う。

 

起きて晴天を確認したら散歩すると決めて出来るだけ早く家を出る。

 

あてもなく近所を軽く5分程散歩するだけでもいい。

 

太陽の光を浴びて外の空気を吸う事がこんなに気持ちがいいものかと思い知らされる。

 

それ以外何もしなくても今日は散歩が出来た、体にいい事が出来たと一日の最後思う事が出来る。

 

二つ目のメリットは小さな発見、気づきがある。

 

車や電車などで動いてしまうと見過ごしてしまうものが見えるのだ。

 

きれいな花や木であったり小洒落た店であったり歩きならではの発見がある。

 

私は少し時間をとって長く歩いた時すごく居心地のいい綺麗な公園を見つけた。

 

最近はそこまでの散歩が休みの楽しみになっている。

 

三つ目は健康。

 

1時間も散歩するとかなりいい運動になる。

 

頭もスッキリするし考え事がある時は散歩しながら考えるのもいい。

 

午前中に出掛けて帰ってから食べる朝ごはんや昼ごはんはとてもおいしいし、体も程よく疲れているので昼寝も心地いい。夜も寝付きがいい。

 

今日もいつも行くお気に入りの公園まで散歩に出かけた。

 

最近はフードトラックが来ていてその車にはわりと長めの行列が出来ていた。

 

この公園に限らずコロナ禍で出張販売する店が増えた印象がある。

 

今日の昼ごはんはここのパンで決まりだ。

 

次はコーヒーでも持参して青空の下ピクニックでもするとしよう。

 

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お題「#おうち時間」

 

 

2021年1月18日(月)晴れ

今日は朝から家の防かび工事の日。当初8時30分から始めると言っていたが時間を遅らせて正解だった。起きたのが8時30分だったからだ。最初は正月明けの5日にして欲しいなどと言われていたがそれも変更して正解だった。9時前にインターホンがなりドアを開けると雪がぱらついていた。職人さんの朝は早い。家も建ててから7年も経つと色々問題が出て来るものだ。隣りの家の排水がオーバーフローしてる事が分かってから床下がカビている事も判明し、なんだかんだで2年くらいかかっている。途中でコロナが発生した事も影響してはいるがなかなかの長期戦だった。不動産屋さんも大変だ。全ての費用は不動産屋さん持ちだ。まぁこっちも一生をかけて住宅ローンを払って行くわけだからそれくらい当たり前かとも思う。前置きが長くなったが今日は去年のコロナ発生くらいからおうち時間が多くなり読書をするようになって何か出来る事はないかと模索した結果、自分の資産を守り増やす事が大事だと考え1000円投資を始めたのだ。「ただでさえ少ないこずかいを投資に回すだと」「自分の好きなことに使えばいいではないか」とも思ったが、ものは試しで即始めてみた。投資信託インデックス投資は積み立て貯金をする感覚で投資ができ簡単である。ネット証券の口座開設をし直ぐに始められる。経済は浮き沈みこそあるが長期的にはプラスに成長するものなので、その経済の指標と同じ動きをするのでリスクは少ないのだ。そんな事を読書から知識を得たからには実験証明するしかない。4月に始めたので今月でちょうど10ケ月が経った。その結果は・・・

 

なんと2000円プラスになっていた。

 

たった2000円、されど2000円である。

俺が読んだ本に書いてあったことは嘘ではなかった。小心で疑り深いところもある性格だがこれは間違いない。こんな事なら高校生くらいから投資をやっていれば良かった。そんな後悔もしながら又Amazonで投資本をポチるのである。

 

 

 

2021年1月15日(金)曇り

 

慌ただしく年末が終わり、2021年がやって来た。会社のデスクに置かれた赤べこの置物を見て今年は年男だと確認する。コロナ禍ではあるが少しでもいい歳にしたいものだ。新年になりもう2週間が経ったが、未だ年末の慌ただしさを維持したまま仕事は続いている。感謝。感謝。感謝。今この漢字2文字を忘れてはならないと思いつつも余りの慌ただしさに流されそうになる。私生活の方も体の疲れが酷いので食っちゃ寝て、食っちゃ寝て、アマプラ見て食っちゃ寝てのパーフェクトルーチン。そろそろグータラ正月モードを断ち切るべく、近所のバーバーに行こうと思っていると、ウチの目の前のガス管からガス漏れがあったようで緊急ガス工事が始まった。僕の足を止めようとするかの如く。嫌な事は続くものだが本当に嫌になる。このまままた家に引きこもりグータラ正月を延長させる訳にはいかない。僕は着替えを早々に済ませ、ガス工事職人さんに「新年早々寒い中ご苦労様です」と労いの言葉をかけ家を後にした。千円ちょっとでカットをしてくれるそのバーバーは値段の割に上手で店の雰囲気も本格バーバーに負けず劣らず小洒落ている。そこの若い店長に最近定番になっているフェードカットを注文し談笑すること1時間弱。僕の年始イチのリフレッシュタイムになった。長身で長髪の少しワイルドな店長に感謝し再度来店することを告げ店を出た。1ミリにカットされた僕の襟足に真冬の寒風が突き刺さる。緊急事態宣言下でも商店街にはだいぶ人通りがある。まだ始まったばかりの2021年、コロナと人々の暮らしと自分の暮らしが少しでも善くなる事を、少し暗くなった空を見上げて思い帰宅の途についた。(所要時間30分)

 

 

 

2020年12月14日(月)曇り

 

おかげ様で目がまわる程忙しい繁忙期を迎えている。目がまわると言うのも本当で、忙しさで体が震えたのは初めてのような気がする。それが加齢による体の劣化からなのか、はたまた病から来るものなのかはわからないが、このコロナ禍で大いに働ける事に感謝しかない。この勢いだと明日の休み一日中寝てられると思っていたのだが、恐るべしホーリデイマジック。なんと目覚ましが鳴る30分前の6時半に自然に起床した。ワーキングハイだな。我々流に言うと配達ハイだ。完全に。思ったより体は軽くて、ここのところやれて無かった朝散歩をしてみた。早朝の新鮮な空気を目一杯吸い込みながら歩く。本当に気持ちがいい。ある意味、空気も体に取り込むものなので野菜と一緒だ。言わば朝取れ新鮮野菜だな。心と頭、そして体もスッキリする。

大体疲れがピークを迎えるとやらなくてはいけない事、やりたい事をスルーしがちになるところだが、今日は少し前に届いてオブジェになっていたシングルバーナーの着火式を行った。かっこいい。ソトのシングルバーナー。Amazonのモノトーンバージョンにして正解だった。流石にこの疲れの中、自転車1時間こいで焚き火の出来る公園での着火式は出来無かった。おうちキャンプで我慢だな。あと半月は。まだまだ頑張ろう。

そしてドラマなのかホラーなのか分からない韓流ドラマを一気見し終えたのが午後4時。何か忘れているような、何かやらなくてはいけない事は無いかと考えていると思い出した。そうだ。今日は検査の結果受診の日だった。前回持ち越しになったピロリ菌の呼気検査の結果受診の日だったのだ。すぐさま受診。いつものように四角い銀縁ネガネの恰幅のいい先生の口からカルテを見ながら除菌は成功したと告げられた。ピロリ菌除去の薬を服用して一年以上たった後に数値がゼロなのだから俺の胃の中はクリーンに保っている。そんな安心感に浸っていると先生はカルテを見直しながら言うのだ。今日は最後、術前検査するよと。術前検査?何の事か分からない俺に先生はカルテを見せながら優しく言うのだ。年に一回は胃カメラをすることと、カルテに赤線が引かれて書かれていることを。そしてすぐに採血検査をした。

歳をまたいで俺の戦いは続くのであった。

所要時間25分